英単語の覚え方ならこれ! TOEIC、英検、大学受験も楽勝

英会話も英語資格も英単語を覚えないとどうにもなりません。語源イメージでボキャブラリーを増殖させましょう。TOEIC900点突破も夢ではありません。

英単語が増える!語源イメージ (19) FORWARD : 「前に向かって」ゴールを決めろ!

第19回 今回のキーワードは FORWARD です。

日本のサッカーも、代表がワールドカップで1次リーグを突破したり、海外のメジャーなチームで活躍する選手が増えるなど、レベルが上がってきました。

サッカーのポジションの中でも脚光を浴びやすいのがフォワード forward ですね。ゴールを狙うチームの中心ですからね。

for, fore は「前」を示す接頭辞、 ward は[向き] を示す接尾辞です。

forward は for [前] + ward [向き] で前に向かう様を示します。スポーツではポジションやプレーヤーを指しますが、副詞では「前へ」、形容詞では「前方の、進歩的な」、動詞では「転送する、進める」となります。

また look forward to (+名詞or動名詞)は、「~を楽しみにする」という重要な表現ですね。手紙の最後の決まり文句は I look forward to hearing from you. 「お返事をお待ちしています。」

前置詞と接続詞として活躍する before も be + fore ですから、「~の前に」を意味しますね。また、for/fore から始まる単語も多くあります。

forehead  [前の頭] から「額(ひたい)」、foretell [前もって言う] から「予言する」、foresee [前もって見る] から「予知する」、foresight [前を見る力] から「先見性、洞察力」、forecast [前もって投げる] から「予報する」となります。forefather は [父親の前の人] で「祖先」というわけです。

さて forward の反対語が backward です。「後ろへ向かって」と言う意味。同様に inward 「内側に向かって、内部の」、outward 「外側に向かって、外面の」、upward 「上の方へ」、downward 「下の方へ」、afterward 「後で」 などがあります。

onward という言葉もあります。 「前方へ 先へ」という意味ですが、on が [そのまま] を示し、今まで通り同じ進路を取り続けて「前へ進む」イメージです。

toward は前置詞で「~の方へ」という意味。前置詞 to と似ていますが、toward はあくまで [そこへ向かって」であり、to と違って到着の意味を含みません。

最近は、世界の情勢も、先が見通しにくい混沌とした感じがぬぐえませんが、世界の国々、そしてそれらを構成する世界の人々が、「私たちのゴール」である世界平和の実現に向けての努力 "efforts toward the realization of world peace" をしっかり続けていくことを信じたいものですね。

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