英単語が増える!語源イメージ (15 ) AUDIENCE: 聴衆は「聴く人たち」
第15回のキーワードは AUDIENCE
audience 「聴衆」はラテン語のaudire=to hear [聞(聴)くこと] に由来します。
「音声の」を示す audio 、「視聴覚の」を意味する audio-visual などみなさんもよく耳にするでしょう。
新しいドラマが始まると気になる「視聴率」は audience rate 、「満員の観客」は capacity audience と言います。
audible は aud [聞く]+ ible [できる]で 「聞こえる」という意味の形容詞、反意語は inaudible 「聞こえない」。「講堂、公会堂」は auditorium です。
ミュージカルや映画の配役に応募する audition もやはり声を聞いて審査してもらうことから同語源ですね。 audition には「聴覚、聴力」の意味もあります。
審査と言えば会計監査も audit、「監査官、会計検査官」は auditor です。しっかり話を聞くのが仕事ですからね。
ところで audience には「正式な謁見、拝謁」の意味があって、The actor was granted an audience with the King. 「その俳優は国王への謁見を許された。」というように使います。